#庭木剪定#札幌市
五葉松を主役に据えた“森の庭”リノベーション

エリア札幌市
作業時期5月〜8月
【施工事例】五葉松を主役に据えた“森の庭”リノベーション
札幌市・邸宅/和風ロックガーデン再生
1. ご依頼のきっかけ
うっそうと茂った森のような敷地に、年季の入った五葉松(ごようまつ)が眠っている…。
「せっかくの銘木をもっと映える場所に移して、
庭全体を明るくしたい!」というご相談からプロジェクトが始まりました。
2. 施工ポイント総覧
ご依頼エリア | 札幌市・傾斜地を含む広いお庭 |
---|---|
施工時期 | 2025年7〜8月(盛夏) |
主要作業 | 五葉松移植/高木剪定/自然石割り・据付/下草整理 |
目玉素材 | 道南産 五葉松、現地採掘の巨石・青石 |
3. 作業ダイジェスト
- 高木の間引き剪定
上空を覆う広葉樹を間引き&トップライト剪定。
森の陰をほどよく残しつつ光を取り込みました。 - 五葉松の移植
もともと奥に潜んでいた銘木を、
庭の正面“舞台石”横へクレーン搬送。
客土はたっぷり土壌改良し、支柱で養生。 - 自然石の再配置
現地の巨石をそのまま活かすため、
矢穴割り工法(石に穴を開け“セリ矢”で割る伝統技)で
2〜3分割 ⇒ 再据え付け。
写真3〜6が割り作業の様子です。 - 下草・シダの整理
五葉松の曲線美を邪魔しないよう
シダ・低木を移植/間引きして高さバランスを調整。
4. こだわりディテール
- 五葉松×青石の組み合わせで山岳の稜線を表現。
- 背景には竹垣パネルを新設し、奥行き&和の趣を演出。
- 巨石は自然な割肌を前面に見せ、苔が乗りやすい向きで据付。
- 剪定は「下枝ふっくら・上部は透かし」
——光と風の層を意識した北海道流“立体透かし”。
5. Before ⇄ After ハイライト
項目 | Before | After |
---|---|---|
主役 | 銘木が林に埋没 | 五葉松がセンターピース |
採光 | 常に薄暗い | 枝透かしで木漏れ日が差し込む |
景石 | 点在&用途不明 | 石組でストーリー性 |
動線 | 足元が凸凹 | 石の間にステップを確保 |
6. お客様の声
「庭に立体感と静けさが戻りました!
夏は涼しい風が通り、夜は五葉松のシルエットが
玄関灯に映えてとてもドラマチック。」
— 施主様ご夫妻(インタビューより)
7. 次回メンテナンスおすすめ
時期 | 作業 | 目的 |
---|---|---|
11月 | 冬囲い・根雪対策 | 五葉松の枝折れ防止 |
翌6月 | 芽摘み・軽剪定 | 樹形キープ&払い芽調整 |
8. まとめ & CTA
「銘木を生かすレイアウトを相談したい」
「庭石を活かしたいけど重機が入らない…」
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設計・伐採・石工事までワンストップで対応いたします。